患者さんが服薬中断する要因

患者さんが服薬中断する要因精神看護の実践

こんにちはー意識低い看護師のはむです

さて、看護師の皆さん

【患者さんの服薬中断への介入】

について悩んだことは無いですか?

それこそ精神科の患者さんなどは自分で服薬中断して再入院となるケースは非常に多いですよね

そんで我々精神科に関わる病棟・外来・在宅・デイの看護師は服薬中断を予防すべく様々な介入を日々行っているわけです

身体科でも服薬中断に対する介入って必要になってきますよね

ってなわけで、今回は【患者さんが服薬中断する要因】について書いていこうかなと思っています


患者さんの服薬中断の要因についてアセスメントすることが出来れば
もしかしたら効果的な介入の手助けとなるかもしれません
そして服薬中断に対する医療者側の偏見の目なども解消されるかもしれませんので良かったら見てってください


コンコーダンス・スキルでおなじみR.グレイ氏の【服薬中断の要因】
あと精神科看護におけるすげー人武藤教志氏の著書【専門的な思考を鍛える看護のためのフレームワーク】を参考文献に書いていこうと思います

ぶっちゃけ

【専門的な思考を鍛える看護のためのフレームワーク】にぜーんぶ書いてあるので、良ければ購入検討してみてください

そしてそのまま書くと著作権に引っかかるので

いつものように意識低い意訳を噛ましていきます

ちゃんと勉強したい方がいましたら是非購入検討してみてください

それではいってみましょー



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【服薬中断の要因】


服薬中断の要因は6つの構成要素があるらしいです

  • 患者に関するもの
  • 疾患に関するもの
  • 医療従事者に関するもの
  • 治療に関するもの
  • 環境に関するもの
  • 文化に関するもの

なんやか多いですよね!
以下に1項目ずつ意識低い解説をしていこうと思います


患者に関するもの


この項目は患者さんの個人の思いに関する項目です

「忙しいし、金ないし病院行く暇も金もねーよ!!」って人は多分薬飲めないですよね

加えて「ちょっとした風邪くらい大したことねーだろ」とか思ってると余計薬飲まないですよねー

あと「毎日分4で薬飲むの?ダルいダルい、良くなってきたから飲むの辞めよー」ってなる人は多いでしょうし

「うわ・・・こいつ、ヤブ医者?信用ならん」と思われても薬は飲まなくなるだろうし

「下剤初めて飲むけど、次の日シャーシャーになりそうで怖いわ!!!やーめた!」って人も薬飲めないですよね


この辺は私たちも服薬アドヒアランス低下させてく要因ですよな!
いわんや患者さんも思ってることでしょーね!



疾患に関するもの

この項目は患者さんの疾患に関するものです


医者から「オヌシ!病気だぞ!やっべーぞ!」なんて言われても、自分がその病気のことについて知らなかったり、「我は病気ではござらぬ!」なんて思ってたら、多分薬飲まないですよね

あと「オヌシ!高血圧ぞ!薬飲むが良い!!」なんて言われても
「今とりあえず症状はないでござる!!多分これからも大丈夫でござる!!」なんて思ってる患者さんも多分薬飲まないです

あと意識ないのに「薬飲むで候!!!」って言われても薬、飲めないっすよね。

そんな感じの項目です



医療従事者に関するもの

この項目は医療従事者に関するものです

例えば医者や看護師から「とりあえず俺の言うことを聞いて薬を飲みやがれー!!なんでかって?うっせーわ!とりあえず飲んどけ!!」なんて言われたら、患者さんは「なんだこいつ?」って思って薬飲まなくなりますよね

あと「あー!先週まではこんな処方だったけど、気が変わったから今週からはこの処方でおなしゃす!」って言われても「なんだこいつ?」ってなります

それに「あーもう次の診察3か月後ねー90日分処方だしとくからー」なんて言われても「診察次3か月後・・・?だる。もう飲むのやーめた」ってなるかもしれませんよね


あと患者さんが看護師に「これなんの薬なん?」って聞いた時「んー・・・?知らん・・・疲れてるからあとにして・・・」なんて言われても薬飲む気失せるかもしれません


医療従事者の姿勢も服薬アドヒアランスの低下につながりますよね

治療に対するもの

この項目は治療に関するものです


例えば「この薬ってさー、飲むと滅茶苦茶気持ち悪くなるんだよねーこの薬だけ飲むの辞めとこ!!」なんてのは良くある話でしょうし

「この薬だけ1週間に1度?飲むの忘れるわ!!!!」ともなるのもよくある話でしょうし

「この薬・・・効いてる感じしないから飲むの辞めていい?」も多いでしょうし

「この薬飲んでたら・・・何になるの?飲まなくても良い?」って思う人もいることでしょ

「前までこの薬飲んでたのに、いきなり説明なしにこの薬に変わってるわー・・・なんなん?信用ならん。飲むの辞めよ」となる人もいるでしょう


治療に対してあんまりポジティブに捉えられていないとどうしても薬飲まなくなることが多いです



環境に関するもの

この項目は患者さんの環境に関するものです

患者さんの家族が「私が服薬の管理するの??めんどい!だいたいこのくらいの症状で薬なんか飲む必要ないでしょ!あまえあまえ!!!」とか言ってきてたらその患者さんは薬飲まなくなるでしょうし

同じ疾患を持つ患者さんが「ああ?あの薬ねー飲まなくても治ったよー大丈夫大丈夫ー」なんて言っているのを信じる患者さんもいるでしょうし

「この病気には薬は効かない!効くのはこれ!魔法のキノコ!!!!」なんてCM流れてるのを見たら、信じちゃって購入しちゃったら薬を飲まなくなります

わりと患者さんの環境が服薬アドヒアランスの低下につながることも多いです

文化に関するもの

この項目は文化に関するものです

例えば「病は気から!元気に過ごしていたら薬なんて必要なーし!」なんていっている生活習慣病バリバリな患者さんっているでしょうし

「宗教上薬には頼りませーん!!」っていう人も中にはいるでしょうし

「えー。これって〇〇ガイの人が飲む薬でしょ・・・?飲みたくないわあ」なんて思う人もいるでしょう

また薬の内服を支えるサポートが十分でないのもこの項目にはいるかもしれませんね

服薬中断の原因は必ずしも患者さんにあるというのは間違い


以上6項目でした

なんだか心当たりありそうな理由だらけじゃなかったですか?

我々精神科看護師の中にも「怠薬するのは患者さんの病識がないからだ」なーんて言い切ってしまう人は少なからず存在します

それで本人にだけ心理教育して、服薬指導してもらって退院して、怠薬して再入院何ぞよくある話です

その程度のアセスメントじゃ患者じゃさんはずっと再入院しっぱなしになるかもしれません

本人以外にも様々な要因があります

「本人のせい」と決めつけず、様々な視点からアセスメントすることで、防ぐことのできる服薬中断は多いんじゃないかなとも思います

また良ければ日々の看護、アセスメントに取り入れてみてくださいね




ご紹介

今回精神科の服薬中断について書きましたが、看ゴロンブンというブログを書いている看ゴローさん(@kakicumi)が、精神科にも関わる高齢者の服薬遵守に関する論文の記事を書いています

論文ベースで書かれており、高齢者へのアプローチを考えるきっかけになる記事ですので良ければこちらも参照してみてください

高齢者の服薬遵守には医師とのコミュニケーションが欠かせない!

https://kakicumi.com/medication-adherence-elderly/


まとめ


さて、今回は服薬中断の要因について書いてみました

かなり意訳しているので解釈間違いもあるとは思います、なので、ホントはちゃんと詳しく書いてある本を参考にした方がいいとは思います

ですが、とりあえずイントロダクションとしてこの記事に書いてみました


では!!






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