「死にたい」って訴えてきた患者さんへの意識低い精神科看護師の対応法

「死にたい」って訴えてきた患者さんへの意識低い精神科看護師の対応法おススメ記事

こんにちはー意識低い看護師のはむです

精神科に勤務しているとこんな場面によく遭遇します


「死にたい」


って言ってくる場面です

精神科救急病棟に勤務していたら日常茶飯事じゃないですか?
そしておそらく身体科の看護師達も言われること多いんじゃないかと思います

今回はそんな「死にたい」って言われたときに看護師はどういう心持ちでいればいいのか、どう対応していけばいいのか

そんなことについて書いていこうかなと思っています


「そんなの言われたことないわ」っていう看護師さんやその他医療従事者の人もいるでしょうが、もし言われたときにどうするか考えるきっかけにはなるのじゃないかなと思いますので、良ければ見ていってもらえればいいなと思います


早速行ってみましょう。


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意識低い看護師の対応:今死ななくてよくない?

早速、私の対応の仕方について話していきます


そういえば皆さん
「死にたい」って言われたら、とりあえず話を聞いて情報収集したり傾聴したりしますよね?
私もそれはします

希死念慮の訴えをする人の精神疾患(うつや適応障害はもちろんパーソナリティ障害、認知症、統合失調症、アルコール依存症、双極性障害のウツ期の人など)や身体疾患(慢性疼痛があったりターミナル期であったり様々)なんかも考えなきゃいけないですし

その希死念慮の切迫度なんかもアセスメントしなくてはならないですし

希死念慮の理由なんかも考えなければなりません

だいたい、「死にたい」なんて言葉を言ってくれた患者さんの話を受容せず傾聴もしないのはもう医療者としての姿勢としてはどうかしていると思うので、とにかく患者さんの話を聞きます


皆が困るのは傾聴後の声掛けなどの対応なんじゃないかなって思います

よく聞く言葉としては

「死なないで欲しいと思ってるよ」
「死ぬことで悲しむ人はいると思う」


などがあげられるんじゃないかなと思いますが、私は上記の声掛けに続く言葉を見つけることが出来ません

死なないで欲しいと言っても、「うそでしょ」と言われたら、そんなことないですと返すしかなくなりますし

死ぬことで悲しむ人がいるなんて言っても「そんなことない」と言われると、断言はできなくなるなぁといつも思います



精神科病棟看護師である私がいつも
希死念慮の訴えをしてきた患者さんの対応するときは

受容・傾聴を行った後に

【訴えてくれてありがとうございます

今入院しているくらいの精神状態が悪いときだし、視野が狭くなっていると思う。

今は視野が狭くなっていて死ぬことしか選択肢がないかもしれない。

だけど精神症状が良くなって退院出来たら、その視野の狭まりは無くなっているかもしれないから

今よりも選択肢は増えているかもしれない。

その時にもう一度自殺するかどうかについて考えてみてはどうか。

今は精神状態を改善させるため治療に取り組んでほしい】


といったスタンスで対応します


あとは傾聴時に得た情報を踏まえ、言葉のチョイスを変えたりスタンスにアレンジを加えたりしています

スタンスについて長すぎると思うので要約しますと


【言ってくれてありがとね!でも今死ななくてよくない?退院してから考えよ!それまで治療に励も!】

といったスタンスになります


私が【死なないで欲しい】というスタンスを取らない理由

「死なないで欲しいと思ってるよ」
「死ぬことで悲しむ人はいると思う」


というスタンスを私はとれないんですよね

そのスタンスで患者さんに関われる人はすげえなっていつも思います。私の精神看護技術の未熟さ由縁かもしれませんが

でも、前述したようにそのスタンスでの対応をした場合、「死なないで」の言葉が出てこないんです

「死なないで」の後の言葉を述べる必要がないパターンもあるとは思いますが、その後の言葉を求める患者さんも多くいると思います

また、私は自発的・強制的問わずに「死にたい」が原因となった人、いわば【精神状態がどん底にある人】「死なないで」って声掛けがどうしてもできないんです

「死にたい」という選択肢が一番上に来ている患者さんに「死なないで」という選択肢を無理くり提示することに関して
精神科病棟看護師として患者さんに寄り添った対応だと思えないんですよね


私も昔「死なないで」スタンスをとっていたのですが

「死なないで」と声をかけることのジレンマ・意義の低さに悩み

結局「今死ななくて良くない?」スタンスに変えていった経緯があります


そんなわけで私は患者さんに「死なないで」って言わないようにしています

【希死念慮へのスタンス】は持っておいた方が良いと思う

【希死念慮への対応】について多分答えってないんじゃないかなと思っています

それでも自分なりに考え【希死念慮へのスタンス】は持っておいた方がいいんじゃないかなって私は思っています


希死念慮の訴えって、訴えの受け手側はかなりストレスに思うものだと思っています
どうしていいか分からずパニックになる看護師さんもいます

んでも「死にたい」って言ってきた患者さんも、看護師さんをパニックにさせるために訴えているわけではありません(一部操作性が目的となっている人を除く)。看護師を頼って訴えてきています

そんな頼ってきた患者さんに対してパニックになって

突き放したり
言葉を欠いて変なこと言ってみたり
対応によっては患者さんを絶望の淵に追いやってみたり


そんなこともあるかもしれません

ですが、自分のスタンスを持っていると、そんな希死念慮の訴えに対して、ある程度の冷静な対応・患者さんに寄り添った対応ができるのではないかと思っています


私の「今死ななくて良くない?」というスタンスは褒められたものではありませんし
なんなら同僚から非難を浴びたこともあります


私のようなスタンスでなくてもいいので、良ければ一度【希死念慮へのスタンス】について考えてみていただければなと思います





まとめ

今回は希死念慮の対応方法について書いてみました

この記事が読んでいるあなたが希死念慮について考えることのできるきっかけになれればいいなと思いながら記事を閉めたいと思います


またね!

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