こんにちはー意識の低い看護師のはむです
ツイッターを徘徊していると絶対に目をするワードが「病院辞めたい」だと思います
ただ、実際に行動をおこせる人はあまり多くない印象ですし、なんなら辞められないうちに何らかの精神疾患を発症してしまう人も少なからず存在しています
そんな人に向けて今回は退職代行サービスについて紹介してみたいと思います
私も転職の際に退職代行サービスを使った経験があるため、経験談も含め書いていきますねー!
目次
退職代行サービスとは何か
退職代行サービスとは、依頼者の退職の意思を依頼者に代わって会社に伝え、退職を支援するサービスのことを言います。
利用の流れとしては
1.電話、メール、LINEなどで代行業者と連絡を取って、退職したい旨を伝える
2.提示された退職代行費用を銀行振込またはクレジットカードなどで支払う
3.業者が依頼者に代わって、退職の意思を伝える
4.退職届を依頼者自身が作成、送付し、離職票などが会社から届き退職できる!
といったものとなります。
近年ブラック企業などをやめることができない人などが利用するサービスとして台頭してきたものですね。
周りの話だけ聞くと看護師さんてまっとうな辞め方をしている人が多いと感じるので、あまり利用されてる様子はないのかな?って思います。ツイッターでは結構見かけるんですけどね、これ使っている人
退職代行をなぜ使ったのか
私は2回目の転職の際(新卒から数え2つ目の病院)に退職代行サービスを利用しました
転職した先が
あまりにも向いていないand過酷andついていけない職場だったので、わずか4か月で退職を決意したときに利用したのですが
退職代行を利用した理由が4点あるので以下に書いていきたいと思います
今すぐにでも辞めたかった
身体科に転職してから4か月間辛かったんですよね
・患者様至上主義、患者さんからパワハラを受けても守ってくれない
・慣れない身体処置
・自分より年数浅い看護師に使えない奴とその場で言われ怒鳴られる
・精神科に新卒で入るとこんな使えない看護師になるのかと面と向かって言われる
そんなことが続いていて、もう無理かなーって思っていたところで
患者さんからこれでもかという人格否定を受けたあげくに、同僚も同調して私を人格否定してくるというイベントが発生したため「あ、こんなクソみたいな職場、早く離れなきゃいけない」と思い、それで後先考えず荷物まとめて退勤したのですが「退職の旨を伝えるのにまた職場に行かなきゃいけないじゃん!!」って思い、なんとかならんかなーって方法を探したときに退職代行サービスがあったので利用しました
実際退職するときって引継ぎやら引き止めやらなんやらで数か月は退職できないことが多い病院が多いと思うのですが、転職先の病院も例にもれずそんな職場風土だったんですよね
なので手っ取り早く、病院に行くことなく辞められる退職代行サービスを利用することにしました
結果としては、利用の申請した次の日には退職が決定し、有給の全消化も獲得することができました。
早く辞めないと、次年度の夏のボーナスも貰えなくなるような時期だった
辞めると決意した時期が8月ごろだったので、今から転職するなら間に合う可能性はあるも
全うな辞め方をしてずるずる転職時期が遅れてしまった場合
下手こいたら次年度の夏のボーナスにも間に合わねえ!って思ったので
一刻も早い転職をするために退職代行サービスを利用する決意を固めました
結果としては、即日退職しすぐに転職先も決めることが出来たので次年度の夏のボーナスを獲得することが出来ました
なお、転職先の病院はパート採用スタートでした。正規職員になれたのが12月だったので、夏のボーナスをもらえるギリギリのラインでした
面と向かって辞めますと言えないゴミメンタルだった
ほら、辞めますっていう時、めちゃくちゃ言いづらいですし、勇気いる行為じゃないですか
1回目の転職の際に非常にお世話になった師長に辞意を伝えた時の嫌さたるや、今でも時折頭がよぎります
今回はもう職場に来ないと決意していたため面と向かって言うつもりもなかったのですが
でもやっぱり連絡とか来ると嫌だなあと思って、退職代行サービスの人に「一切病院側と言葉でのコミュニケーションはしませんからね!」って念押ししたくらいでした
結果としては、病院側からも一切電話連絡が来ることなく退職することが出来ました
病気の発症
私、転職してからとある疾患を発症してしまい、動けなくなってしまったんですよね
身バレ防止のため疾患名は伏せさせていただきます
今までそんなのになったことなかったのですが、そうとうストレスが溜まっていたのでしょう、とのことで診断がついてしまいました。
あーやっぱり体は嘘つけないなと思いつつ、「いやいや、俺は身体科で頑張るんや!」と何とか自分を奮い立たせて、症状が収まった後職場に復帰したんですが、その後やはり何度か症状は再燃し、前述のイベントがあった次の日からも症状で立てなくなってしまったということもあり、そもそも職場まで行けない状況だったという事情もありました
退職が決まった次の日から症状が収まったので人間の身体って単純なんだなぁって思った思い出があります
利用の流れ
利用の流れを如何に軽く書いておきます
・とりあえず、「退職代行を使おう!」と思いネットで業者を調べて、なんとか信頼性が高そうな業者を発見
・業者に連絡し、業者の口座にお金を入金する(恥ずかしながらめまいでまともに立てなかったので姉にお金を渡して入金してもらいました)
・入金後、担当者と電話面談。即日辞めたい旨を伝える
・必要書類を記入し、病院へ書類を速達で郵送する(恥ずかしながら以下略)
・あとは退職代行業者に病院とのやりとりを代行してもらう
こんな流れでした
午後3時くらいに業者にお金を入金してから、上記のステップを踏み、次の日の午前10時には退職が決まってましたね
病院とのやり取りは一切なく退職することが出来ました
これくらいぱぱっと退職することができます
便利な世の中になったもんです
退職代行サービスを使うメリットは?
退職代行サービスを使うことのメリットについては上記に書いたと思いますがまとめると
1.辞めたいと思ったときにすぐに辞められる
2.すぐに転職活動を始めることが出来る
3.直接辞意を伝えなくても辞められる
ことにあると思います
後述するデメリットに利用料金がかかることを挙げますが、私の場合は利用料金を上回る金銭的・精神的メリットがあったのでぜひお勧めしたいサービスだと思っています
退職代行サービスを使うデメリットは?
では退職代行サービスを使うデメリットとは何でしょうか
以下に考えられるデメリットについて書いていきたいと思います
料金がかかる
退職代行業者は調べたところ2万円から利用できるところがあるようです
高いと思うか安いと思うかはケースバイケースであると思いますが、私のように金銭的に得をする人もいますし
何より精神的なメリットは大きいと考えていますのでここに書こうか迷いましたが、一応デメリットに記載しておきます
債務不履行で損害賠償を請求されるリスクはある
調べたところ雇用契約を破ったとされ損害賠償請求されるリスクがあるようです
もしどうしても退職代行を利用したいけど、損害賠償請求されるのが怖いという方は、弁護士を利用して退職代行をお願いすることもできるようです(高くつきそうですけどね)
私の場合は某機構系の病院を退職した際に退職代行を利用しましたが、損害賠償請求されることはありませんでした。
悪徳業者も存在する
これもネットを調べた時に出てきたのですが、振り込みだけさせて退職代行しない悪徳業者もあると出てきました
殆どがネット上でのやり取りになるので一定数存在するのは仕方ないのかなと思います
下記に私が利用した退職代行サービスのリンクを貼っておきますので本当に利用したい場合はぜひリンクから覗いてみてください
最初に提示された料金(25000円)のみで退職代行していただけました!
奨学金のお礼奉公が残っている人は使えない
私はお礼奉公がない状態で退職代行業者を使ってはいないので、どうなるのかはわかりませんが、おそらく奨学金の返還請求があるとは思います
お礼奉公期間が残っている場合は、きちんと借り換えしてくれる病院を探して計画的に退職した方が無難かと思います
一括返還できるなら利用してもいいかと思いますが
辞めた病院には戻れない
退職代行サービスを使って辞めた職場に戻るのは、辞めた時以上に勇気のいることですし
病院側もそのような看護師を再雇用するかどうか微妙なところではないかなと思います
個人病院のような病院の場合ならその病院に戻らなければいいだけなのですが
本部採用→病院配属のような形を雇用形態をとっている場合は本部にその履歴が残っている可能性はあると思いますので
下手すれば法人自体に採用されない可能性もあります
これに関しては私は経験が無いのであくまで憶測になります
退職代行を使った事が他の病院にも知れ渡る
ツイッターなどを見ると
「就職しようとした病院の面接を受けた時に、退職代行を使ったのがばれてて就職できなかった!」
とか
「各病院間の看護部長さんなどは情報共有しているから退職代行を使ったことはバレてますよ」
などのツイートが散見されます
私は退職代行を使う際にそのような弊害はありませんでしたけど、そのようなこともあるみたいですねー
退職代行サービス紹介
私は退職代行サービスSARABAを利用しました
↓リンク
退職代行業者は悪徳業者が多いと前述しましたが、実際に私が利用したことがあるサービスなので安心かと思います
料金も比較的リーズナブルで24時間対応していただけるところも良かったです
ただ、このブログも見ていただけている方にとっては所詮ネットの情報なので
もしよければ自分でSARABAについて調べていただければと思います
そしていざ利用しようと思ったときはこのブログのリンクから利用してもらえると大変うれしいです笑
まとめ
今回は退職代行サービスについて記事を書いてみました!
もし気になった方は調べていただければいいなあって思います!
繰り返し伝えますが、自分にとってのメリット・デメリットを考えながら退職代行サービスを使うのか、どのサービスを使うのかを熟考していただければと思います
個人的な思いとしては、退職代行を使うより、ちゃんと手順を踏んで辞めた方が良いのはリスク面で見ても間違いないのかなあと思います
ただ、どうしても即日辞めたい。どうしても辞める旨を病院に自分から言えないという人は、最終手段として退職代行を選択する分には良いと思います
ホント、最終手段ですけどね。私は安易に使いましたが、その後の転職活動に何も響かなかったの私がある程度の年数の看護師だったからかもしてませんし。
またね!
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