精神科就職を目指す際、精神科に対して偏見のある親を説得する方法

精神科就職を目指す際、精神科に対して偏見のある親を説得する方法お悩み相談


こんにちはー意識の低い看護師のはむです


そういえば先日、こんな質問が来ていました


この質問を見てもらえたらわかると思いますが

この現代日本、まだまだ【精神科への偏見】というものが色濃く残っています

んで、我々精神科看護師の中には精神科に就職する際に【精神科への偏見のある両親から精神科への就職に対して難色を示された】経験のある看護師も少なからずいます

私に新卒から精神科に行くことに対して強く反対されました


そこで今回【私がした精神科に偏見のある親を納得させたプレゼン】について書いていこうかなと思います


これって別に精神科だけの話ではないですよね

世間一般に言われる「新卒は大きい病院の身体科で働くもの」とは異なる領域(新卒での在宅・施設・緩和ケア・美容などなど)で働こうとする新卒看護師さんにも、もしかしたら参考になるかもしれません。もしよかったら見ていってください



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私が親を納得させたプレゼン


とりあえず質問箱の回答を載せてみようと思います

あー我の親も偏見があったので困ったもんでしたー
適切な時期は人によるかなーとは思いますが 我の場合は面接前に言いましたかね
内定後は後だしじゃんけん感が強くて、面接前に言いました 

・新卒から精神科に行くことで精神科でのキャリアアップを目指したいし専門性を深めたい 
・離職率が低く、ライフプランを立てやすい
・希望していない身体科への就職がキャリアアップの遠回りになる可能性がある
・希望していない身体科への就職を親の意向でしてしまった場合、上手く行かなかった時、自分は親に責任転嫁するのが目に見えてる
・自分の選択で上手く行かなかったならば、親を恨まずにすむし自分の人生は自分で責任を負いたい 

って私は親に伝え、納得させました

こんな感じの事を伝えました


ちなみに精神科看護師になると親に伝えたところ

  • 「お前はキ〇ガイに関わるために看護師になったのか」
  • 「私はお前をキ〇ガイに関わらせるために育てたわけじゃない」
  • 「キ〇ガイの相手をしてお前がキ〇ガイになったらどうするんだ」
  • 「看護師になるんならドクターヘリ乗ろうよ!かっこいいし!」
  • 「大学病院の看護師とかかっこよくね!?」


とまあ散々な言われようをしました

私の親は医療ドラマ好きな非医療職です
田舎なのもあってかして精神科への偏見は強めだったんじゃないかなと思います


精神科に就職するためにはこの親を論破しなきゃいけない

当時の私は親を論破するためにあれこれ親に対して口上を述べ続けた思い出があります



ってことで以下に当時の私が親にクドクド言い続けたことを書いていきたいと思います

「新卒から精神科に行くことで精神科でのキャリアアップを目指したいし専門性を深めたい」


とにかく親に対して新卒から精神科に行くことで精神科看護師としてキャリアアップしていきたいんだ!!ってことについて語りつくしました

それが大学院進学なのか、出世なのか、資格取得なのかは分からないけど
どの道に進んだとしても新卒から精神科にいることが一番の近道だ!!って言い続けました

知らんけど

新卒から精神科に進むことで専門性は深まり、ひいては精神看護をけん引する人材にもなれるかもしれないってことを伝えても、医療職ではない親はあまり響きませんでした
なので、もっと分かりやすい出世やキャリアアップについて推しまくっていた覚えがあります


ちなみに現状、その出世や資格取得に関して何にも動いていませんし何も考えていないので

親に言った「精神看護でのし上がっていきたいんだよ!!」って言葉は結果的に嘘になりました


・・・いやね?当時は上昇志向はあったような気がするので嘘をついたつもりはなかったんですけどね
いつの間にやらこんなに意識低い看護師になってしまいました。へへっ。



離職率が低く、ライフプランを立てやすい


精神科の離職率が低めだってことは当時情報収集でなんとなく知ってたんでそれも親に推しました


「離職率が高い看護師業界で、こんなに離職率低い界隈ねーよ!!新卒から定年まで働いたら退職金もそれなりになるし、生涯賃金も計算しやすい!転職による収入ロスも防げる!精神科は給料高いとも言う!こんな良い職場ねーよ!!身体科はな?新卒から定年まで働ける人なんてほんの一握りしかいないんだよ!!」

って繰り返し言いました

知らんけど

精神科の給料が高いなんていつの話ですかね

さらに私は結局転職しましたので「新卒から定年まで働ける!」という言葉は結果的に嘘になりました

いや、当時は新卒から定年まで働くつもりだったんですけどね・・・?

希望していない身体科への就職がキャリアアップの遠回りになる可能性がある


ほら何か精神科に関する意識高い資格を取るにあたって、精神科勤務年数ってある程度必要だと思ってたんですよ

でも身体科で3年以上働いて、精神科に転職してさらに何年も働いてっていうのが滅茶苦茶遠回りになるし効率悪いんじゃないかと思ったんです

ってことで「キャリアアップを目指すには若いうちからがいいんだよ!!身体科で働いている時間がもったいない!!精神科に新卒から行くことこそがキャリアアップへの近道だ!!」ってことも親に述べまくっていました

知らんけど

身体科と精神科両方経験したっていう専門性を生かしたキャリアアップを目指せばいいだけです
感染や褥瘡、糖尿の認定看護師さんとか精神科引く手あまたな気がしますしね

方向性の違いは出るかもしれませんが、新卒だろうが既卒だろうがキャリアアップに近道も遠回りも無いと思ってます。大事なのは動き出すことです。


ってことで「キャリアアップの近道だから精神科に行きたいんだ!」って言葉も結局嘘です

ってか私看護師5年目で身体科に転職しましたしね。ウケる。



親の意向で希望していない身体科への就職をしてしまった場合、上手くいかなかった時に親に責任転嫁するのが目に見えてる。自分の選択で上手くいかなかったならば、親を恨まずにすむし自分の人生は自分で責任を負いたい


まあ上記3つの事柄を親に伝え続けても、なかなか納得してくれませんでした

なので私は親を脅迫することにしました


「俺な!身体科行きたくないねん!精神科に行きたくないねん!でもカーチャンの浅はかな意向で仕方なく身体科に行ってさ!そこで潰されて、看護師として働けんくなった時に、俺は多分カーチャンに責任とれやって言い続けると思うし、一生恨み続けるで?」

「カーチャンのその浅はかな意向はさ?俺の一生を決定づける程の意向なんか?そんだけ自分の思う通りに動いてほしいというんなら、責任を一生とってくれるんよな?俺、身体科に行って働けんくなったら、二度と働かへんし、カーチャンの脛かじり続けたるでな!覚悟しや!!」

「自分の人生の意向は自分で決めさせてくれ!自分の選択でダメだったならばカーチャンを恨まずに済むねん!!俺はカーチャンを悪者にしたない!!自分の人生の責任は自分で背負わせてくれや!」

って言葉を親に吐いたらわりとすんなり受け入れてくれました、というか説得を諦められました


これは最後の嘘になるんですが

結局親に必死でプレゼンしてもあまり響いてくれず、最後は結局脅迫でどうにかして親に精神科への就職を了承させました


我ながらクソ息子だとは思うんですが、今でもこの主張については間違っていなかったとは思ってます

この脅迫のおかげで現在も後ろめたさはなく精神科看護師を続けることが出来ています

気を付ける点


さて、ここまで精神疾患に偏見のある親への説得方法について書いていきましたが

ここからは説得するにあたっての注意点を書きたいと思います


親は心配してくれている


精神疾患に偏見のある親がなぜ自分の子供が精神科に就職するのを反対するのか

それはあなたのことが心配だからです。得体のしれない環境に子供を送り出すのがどうしようもなく不安なんです

親も理由なしに精神疾患に対して偏見を持っているわけではありません


「なんで!私の話を聞いてくれないの!?認めてくれないの!?」とかは思わず、「心配してくれて売るんだなー」って思うようにして、とりあえず親の主張について傾聴したうえで説得を試みた方が良いと思います

そっちのが親との関係性は拗れずに済むかと思います


親の偏見を無くそうとかは思わない


偏見っていうのはある種の【ポリシー】だと私は思っています

人って【ポリシー】はあんまり変えられない生き物ですよね


親が精神疾患に対して偏見を持っている場合、無理に親の偏見を無くそうだなんて思わない方が良いと思います

多分偏見を無くすなんて時間のかかる事でしょうし、偏見を無くそうとする過程で関係性も悪化してしまうかもしれません


なので私も親の偏見については意見しませんでしたし、関係性も拗れませんでした

「精神疾患に偏見のある親」というものを受け入れつつ説得にかかってもらえればなと思います


意志が揺らぐならもう一回考え直そう


説得がうまくいかず精神科就職への意思が揺らいだ場合は、一度精神科への就職を考え直した方が良いかもしれません

もう一度自分を見つめなおし「本当に私は精神科に就職したいのだろうか。身体科に行った方がいいと思っている自分もいるのではないか」と自分に問いかけてみる方が良いのかなと思います

そこで改めて「私は精神科に行きたい!」って思ったならば、再度説得にかかればいいと思います




まとめ


今回は質問箱の質問にお答えしてみました!

また私に質問してみたいことがありましたらこのブログのどこかにある私のTwitterのリンクから質問箱で質問してもらえればなと思います

ありがとうございましたー!!



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